色色な誘因により発疹ができて炎症を起こす病態がにきびです。にきびと同じ病態ですが、思春期をすぎてからできるにきびを吹き出物といいます。主に皮脂腺の多い顔や頭、胸、背中にできますが、顔面のにきびはコンプレックスの原因にもなり、大変な苦艱に発展することもあります。にきびができるかどうかはその人の体質によるもので、皮脂腺の活発な人ほどにきびができやすいので、気をつけなければなりません。初夏や初秋の季節の変わり目が特ににきびのできやすい時期なのでケアも大切になってきます。ホルモンバランスが変動しやすい思春期は特ににきびができますが、これは成長するにしたがって消えていきます。大人のにきびはストレスや乾燥状態、生活習慣の乱れなどが原因です。また便秘症になると毒気が体内にたまり、それが体の表面にまでわたってにきびを作ってしまうこともあります。顔面にいて過剰な皮脂を食べたりもするという顔ダニが、にきびの原因になるという説もあるのですが、手当てを間違ったりしない限りは、顔ダニは普通は無害のはずなのです。にきびの手当ては間違うと悪化させたりにきび跡を残すことになったりするので、正しいケアが必要なのです。にきびへの対処の仕方を誤ると、クレーターにきび跡ができたり色素沈着になったりします。正しい方法で肌を手入れし、生活習慣も乱さず、食生活にも気をつけていれば、肌は健康でにきびもできないでしょう。
まぶたたるみの予防とケア
まぶたのたるみといっても、まだそれほど酷くはなく、皮膜自体がたるんでいるだけの際は、毎日の配慮で補正することも可能です。素肌の加齢を予防することがまぶたのたるみ防止になるので、素肌のアンチエイジングや老化策が有効です。アイケアクリームや眼の下に施すパックなどのコスメチックは、まぶたのたるみをケアするのに効果的なものです。保湿成分がたっぷり含まれた美容液を目じりやまぶたに塗りこむと、素肌のハリを取り戻し、まぶたのたるみ撤回に役立ちます。まぶた周辺部への按摩は、まぶたのたるみの解消・予防が期待できます。マッサージされるとまぶたのたるみ部分が刺激されるので、血の巡りが促進されて改善されるのです。朝と夜1分間くらいの按摩を行った後、眼の周囲を指の腹で軽くたたくように刺激すると、さらに効果的です。あん摩は、中指と薬指を使って目じりからまぶたのたるみの線をなぞって鼻まで持っていくようにします。再びまぶたを通って目じりに戻り、目じりから頬を通ってあごの辺りまでマッサージをしましょう。歳のせいで皮膚が老化するだけでなく、紫外線の刺激も皮膚を老化させます。紫外線の刺激で肌成分のコラーゲンやエラスチンが壊されると、皮膚の弾力が落ちてしまい、手当てしなければ治りません。まぶたのたるみを紫外線で悪化させないためにも、紫外線カットやUVケア用品は、冬場であっても使うようにしましょう。